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坊跡の庭隅などで、山シャクヤクが純白の花を咲かせる季節になってきた。
もうそろそろ、日当たりの良い谷間でも見られる頃だろうか。
4月ともなると、自然界は急に様変わりし始める。
一雨ごとに土の香が濃い。
谷あいに陽の光が降り注ぐ。
径の草花は今年も精いっぱいに花をつけ、それは楚々として慎ましやか、目になじむ
素朴さ、それでいて高貴な姿だ。
登山道などで、この花に巡り合うとドキリとして思わず立ち止まる。
これからの時期は、この花をお目当てに山へ入る人達が増えてくるだろうが、
皆で優しく見守りたい季節の花です。
★ つれづれに一句
若葉風 には光りあり 香気あり yamahiko
・わかばかぜ にはひかりあり こうきあり