2020年04月22日

風光る頃、ヤマシャクヤク

4月22日(水)

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辺りが若葉で包まれる頃、凛としてそれでいて華やかにヤマシャクヤクが
咲き始める。
この純白を何に例えれば好いのかと思うほどの品格があり、山中に咲き始めるのを
待っているファンも多いが、僅かな雨や風にもハラリと散ってしまう。
本当に花の命は短くて、そのもののような花です。

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近所の亀石坊庭園の若葉が茂り始める頃が、ヤマシャクヤクが咲く目安で山の
初夏の花が一斉にその姿を見せ始める。

そういえば身の周りの植物を暦のように例える言葉は色々伝わり、それを習いの
ようにしている事がある。
英彦山の人たちは、シャガの花が咲くとマムシに注意する時期になる、カキの新芽が
一寸ほど伸びたらワラビの採り頃・・、と云う風にね。

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風薫る頃、風光る頃の山では、凛と咲く花との出会いが待っている。

★ つれづれに一句

  咲き初めて 穢れなき白 風光る   yamahiko
    ・さきそめて けがれなきしろ かぜひかる








posted by yamahiko at 20:36| 植物・春

2020年04月20日

菫(スミレ)

4月20日(月)

無味乾燥だった冬の大地から、青々と草が萌えだしていつのまにかそれが手に負えない
ほどの茂りになって来るこれから。

草むらや道端に、スミレが咲き始めている。
いったい何種類あるのだろうと思うほどの多様な彩があるが、どれもよくよく見ると
緻密な花の姿と品格だ。

野にあればこその、スミレの美しさかも知れない。

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★ つれづれに一句

  品格の ある紫に 菫草   yamahiko
   ・ひんかくの あるむらさきに すみれぐさ



posted by yamahiko at 19:42| 植物・春

2020年04月13日

花山葵

     4月13日(月)

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ワサビの白い小花が、咲く頃になってきた。

山中や麓の山水が染み出している谷、流れに沿ってワサビの小さな株がある。
4月に入ると葉を茂らせ花を咲かせる頃になると、英彦山の人たちはこれを摘み採り、
軽く湯通しして、ピリリとした辛みを楽しむ。

これを「ワサビをタテル」と云うが、多分「点てる」ではないかと思っている。
湯通しした後に強く揉んで辛み成分を際立たせるのだが、その風味を点てるには
ちょっとしたコツがあるようです。

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今年はコロナ問題で英彦山神宮の神幸祭は中止になってしまったが、この祭りの頃には
ワサビの季節がやってきたなと楽しみにしているものです。

これからタケノコも出て、次々に山の恵みを戴く初夏へと季節は移って行く。

★ つれづれに一句

  霊山の 水の豊かさ 花山葵    yamahiko
    ・れいざんの みずのゆたかさ はなわさび






posted by yamahiko at 19:55| 植物・春