2023年02月08日

セリバオウレン

   2月8日(水)

英彦山にはその節目となる行事がたくさんあり、移ろう季節を教えてくれるが、野山の
花たちもその役割を果たしてくれる。

暦の上では春となり、それでもまだまだ寒さで息を潜めるようにしているこの頃だが、もう
そろそろセリバオウレンの開花が近いのではないかと、いつもの場所へ行ってみた。

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英彦山に春の訪れを告げる花、セリバオウレン。

ようやく蕾が顔を覗かせている。
迂闊にしていると、踏んでしまいそうな小さな花だ。


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残雪が完全に解ける頃、本当の開花が始まるだろう。

★ つれづれに一句

  まだ早き 春の花とは 知りつつも    yamahiko
    ・まだはやき はるのはなとは しりつつも








posted by yamahiko at 20:44| 植物・冬

2023年01月21日

ロウバイの黄色は

1月21日(土)

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参道沿いの霊泉寺、この時期に甘い香りを放つロウバイが咲き始めた。

厳冬期の最中だが、いち早く春の兆しを感じさせてくれるのは毎年のことで、
日差しに濡れるような花弁は、「蠟梅」のネーミングそのものだ。


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★ つれづれに一句

  蠟梅の 黄こそ日差しに 濡るる色    yamahiko
    ・ろうばいの きこそひざしに ぬるるいろ



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来週は大寒波が襲ってくるというが、この日差しの中にいるとそれも
今は忘れてしまいそう。


別所駐車場ライブカメラ   https://www.youtube.com/watch?v=V4rf5U8z44w
福岡県道路情報       http://doboku-bousai.pref.fukuoka.lg.jp/road/






posted by yamahiko at 19:54| 植物・冬

2023年01月09日

山茶花日和り

1月9日(月)

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昨年から咲き続けている、サザンカ。
英彦山の冬を彩る花であり、生垣や坊跡などで無造作にその彩りをみせている。

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このところ冬日和が続き、日溜りで咲いては散りを繰り返している。

★ つれづれに一句

   日差しにも 散りて山茶花 日和りかな    yamahiko
     ・ひざしにも ちりてさざんか びよりかな


それにしても予報では今週は気温がさらに上がり、春を思わせる陽気になるといい、
寒さに身構える日々は一休みになりそうです。

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日陰で頑固に残っている固雪も、これで解けてしまいそうだ。




posted by yamahiko at 20:19| 植物・冬