2019年02月21日

梅に鶯

2月21日(木)

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今日、ウグイスの初音を聞いた。

まだ、・・ケキョ〜というくらいのおぼつかない声だったが、こればかりは聞き間違うことは
ありません。
取り合わせの良いものに「梅に鶯」がありますが、梅の花の蜜を求めてやってくる鳥は、だいたい
メジロですよね。

鶯は警戒心が強く、鳴き声はすれど人に姿をみせることはあまりないようです。

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澄んだ声で季節を告げるウグイスと今が盛りのウメの花をとり合わせることで、春の高揚感を
盛り上げるようにという、先人の知恵なのかもしれません。


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★ つれづれに一句

   降り注ぐ 鳥語となりて 梅日和り   yamahiko
    ・ふりそそぐ ちょうごとなりて うめびより





posted by yamahiko at 18:30| 歳時記

2019年02月14日

英彦山神宮の、「松盛」へ

2月14日(木)

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今日は、英彦山神宮の「松盛・まつもり」が執り行われました。

「松盛」とは英彦山の各集落から代表者や氏子総代が集まり、春へ向かう祭りや行事の
役割などの申し合わせをして、心新たにそれに向かうというものです。
彦山の行事、神事の起源を辿るとどれも古く、この「松盛」の文言は、1440年に記された
「彦山諸神役次第」という文書にすでにみられ、それ以来連綿と今に伝えられているのです。


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年中行事とは、日々繰り返される暮らしの中で、ちょっと特別な日のことで、日常とそうでない日を
区別している節目でもある。

英彦山にはその節目となる行事がたくさんあり、季節を教えてくれる。
正月の行事も一通り終え、寒さで息をひそめるようにしている最中で迎える今日の「松盛」、そして
今月末の「潮井採り」で春の到来を感じる。
やがて三月の「御田祭」の頃から周辺では田畑の仕事が始まり、いよいよサクラが満開のころに
行われるのが「神幸祭」だ。

こうやって一年を辿ると、英彦山だけの歳時記が出来そうなほど、それは多彩だ。
今日の「松盛」が終わり、英彦山はいよいよ春へと向かってゆく。

★ つれづれに一句

  鳥語増ゆ 春は森より 兆しけり   yamahiko
    ・ちょうごふゆ はるはもりより きざしけり







posted by yamahiko at 15:28| 歳時記

2019年02月11日

建国記念の日

2月11日(月)

今日は、建国記念の日
その由来は、日本を統一したといわれる神武天皇の即位の日であり、戦前は「紀元節」として
祝われていた。
神武天皇が大和橿原の宮にて即位されたのは、歴代天皇在位年数をもとに逆算すると、西暦紀元前
660年にあたるそうな。

そして、神武天皇を橿原の地へと導いたのは八咫烏(やたがらす)。
三本足の烏といわれますが、後世になってから中国の三足烏と混同されたという説もある。
紀州熊野地を訪ねると、シンボルとしての八咫烏をよく見かける。
この地域一帯の神話・伝説などの象徴として崇められており、また三本足の特徴など図案化されやすい
ものでもあるようです。

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熊野に伝わる、牛王宝印(ごおうほういん)。

これは護符・神札の一種で50羽ほどの八咫烏が梵字風に図案化されており、その昔は有難い
ものとして、人々の人気を集めたということです。
また、起請文としても用いられたと云います。

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そして、英彦山に伝わる牛王宝印。
熊野のそれを、連想させるような図案ですね。

英彦山のものは、開山伝説にも登場する三羽の鷹と宝珠を図案化したと言われていますが、
一説には、八咫烏と似ていると言う話もあり、この辺りからも熊野信仰と英彦山との結び付きを
窺い知ることができる手掛かりのようでもあると云われています。

八咫烏は一般的には、日本サッカー協会のシンボルマーク、ということがお馴染みかもしれませんね。


★ つれづれに一句

  日の出づる 山に棲まひて 紀元節   yamahiko
     ・ひのいづる やまにすまいて きげんせつ






posted by yamahiko at 20:37| 歳時記