2018年12月27日

テレビ局のリサーチへ

12月27日(木)

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今日は植田さんと組んで、久しぶりのガイドでした。
東京から某テレビ局の某番組(ここまでしか言えないのが、残念だけども)制作の為の、リサーチと
いうことで、一日がかりの案内になりましたが面白かったな。

花駅で集合して、まずは自己紹介と打ち合わせ。
番組の趣旨を聞いて、それならばと下宮へ。

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下宮の内部も、見てもらう。

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大南林道から鬼杉へ。

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大南神社へ。

昼食の後は、宝珠山の岩屋神社へ。

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見上げて登って、岩屋神社です。

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終わる頃にはもう、夕暮れの時間が迫っていた。
メディア関係者の案内は、大体いつもこうやってフル回転の一日になるものだが、疲れというよりは
達成感のような気分に満たされる。

さてこれから、番組制作はどういう展開になるのか楽しみです。
お疲れさまでした。

★ つれづれに一句

  案内する 一歩一歩に 冬陽濃し   yamahiko
    ・あないする いっぽいっぽに ふゆびこし











posted by yamahiko at 22:22| ガイド

2018年12月20日

修復なりし奉幣殿

12月20日(木)

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修復工事も終わり大注連縄も新しく掛け替えられ、新年を迎える準備が着々と進む奉幣殿。
英彦山神宮の象徴であるかのような奉幣殿は、国指定重要文化財で福岡県下では最大級の木造
建築物でもあります。

創建は天平12(740)年、以来2度の戦火にみまわれ現在のものは江戸時代初めの元和2
(1616)年、当時の小倉藩主細川忠興公の寄進建立によるもの。
江戸時代初期の建築ながら、桃山様式が取り入れられているのは英彦山が中央から離れているため
その様式が遅れて入ってきたそうで、結果的には細部に華やかな装飾がないことが、豪壮な感じを
受けるものです。

私達日本人は古さをも好むもののようで、神社仏閣の古びなどにワビ・サビを見出し、むしろそれを
佳しとし続けてきている。
奉幣殿も修復を重ね英彦山の盛衰と共に、辺りの景観にすっかり溶け込み、昔を今に伝えている。


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明治維新までの神仏混淆時代、この社殿は「大講堂」と称されていました。
鎌倉時代の文書「彦山流記」によると、・・・大講堂、二階七間、一丈二尺間、・・・と記されており
二層造りの建物であったことが窺がえます。

神仏分離、廃仏毀釈の嵐が吹き荒れた明治。
山内の仏像などは破壊され、この大講堂も焼かれようとしたそうな、その難を逃れて「奉幣殿」へと
改称されたのです。

さまざまな参拝の人たち。
作法通りに手水を使い、二礼二拍手一礼をする人、簡単に一礼だけの人、白衣に身を包み一心に錫杖を
振り鳴らす人、人の絶えた夕暮れにぬかづいたまま身動き一つしないで祈り続ける人もいる。

大講堂から奉幣殿へと大きな波をくぐり抜け、今なおここは人々の敬虔な祈りの空間であることに
変わりはない。

★ つれづれに一句

  神在す 山と伝へて 冬冴ゆる   yamahiko
   ・かみおわす やまとつたえて ふゆさゆる









posted by yamahiko at 15:36| ガイド

2018年12月12日

冬の日々は

12月12日(水)

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花見ヶ岩から、英彦山集落を見下ろす。
今日も暗く寒い一日だったな、これくらいで寒いなどとは言えないんだけどもね。
あぁ・・、もう冬眠しても好いな・・。

なんては云ってられない、英彦山の暮らしに「静」と「動」のリズムがあるとすれば、今からは
「静」に入る事になり、こんな時こそお勉強だな。


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先日は、九州大学大学院・芸術工学研究院准教授 知足 美加子先生の講演会へ行った。
知足先生は、英彦山山伏の末裔であり英彦山研究にいそしんでおられ、少々難解な内容だったが
それ故に新鮮な時間を過ごすことができたような気がする。


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そして、苅田町で開催中の「等覚寺の山岳信仰と松会」へも行ってきた。
かつて英彦山を頂点として栄えた「英彦山六峰」と云われる修験の山が豊前地方にあった、そこに
伝わる「松会神事」の資料などを展示解説してあり、これは勉強になった。


読んで、見て・足を運んで・確かめて・・が大事ですね。
ガイド活動が一段落する冬は、改めて英彦山を探索することにしよう。
雪も楽しみなんですけどね〜。

★ つれづれに一句

  悴んで をれぬ段取り ありにけり   yamahiko
    ・かじかんで おれぬだんどり ありにけり

「悴む」は、厳冬期に入るこれからの季語です。








posted by yamahiko at 20:09| ガイド