朝夕の気温も急に下がり、紅葉情報も聞かれる頃になると、英彦山の里に
茶の花が咲き始める。
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英彦山には、茶の木が多い。
その昔、英彦山の山伏たちは薬草として茶を栽培していた。
時代を経て近年まで各家庭で、嗜好品として製茶に励んでいたという。
今は庭の生垣にその名残りが見られたり、半ば野生化したようなものもあり、この時期に
なると、穏やかな秋の日差しの中で白く小さな花を咲かせる。
黄色の蕊が、葉隠れに印象的だ。
★ つれづれに一句
茶の花の 咲ひて里山 日和りかな yamahiko
・ちゃのはなの さいてさとやま びよりかな