2020年02月25日

小径を歩く

2月25日(水)

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英彦山には小径が多い。

それは山中にも言える事で、登山道から少しそれたところなどでよく見かける。
「行者道」と言われるもので、それを辿って行こうと思うと、道迷いの元にもなりかねないほど
峻険な岩場にも通じていたりする。

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昔英彦山の山伏達は、行場から行場へと山内を自由に駆け巡り、その道は網目のように
遺されており、いつしか「行者道」と云われるようになった。
それでも長い風雪に、半ば藪のようになっている所もある。

かすかに細い踏み跡らしきものが伸びているのは獣道で、これなどは更に見極めが
つきにくく、よく登山者が迷い込んだりするので注意が要る。

集落には、坊から坊へ通じる暮らしの径が多い。
かつては人の行き来もあっただろうが、今はそれも途絶えて鎮まり返る一角もある。
道はその土地柄を表わし、人々の暮らしを物語るものでもあるように思う。

★ つれづれに一句

  静けさを 春の日差しと 分かつ道   yamahiko
    ・しずけさを はるのひざしと わかつみち




posted by yamahiko at 21:51| 日々のあれこれ