今日も朝から登山者が、沢山登り始めているが皆正面コースから中岳を目指しているので
静かな鬼杉コースを歩くことにする。
やはりこのコースは歩く人も少ないと見えて、足跡も余りついていない。
途中英彦山神宮を振り返って見る。
この場所は神宮撮影のベストポイントであり、ちょうどいい具合にベンチがある。
「五窟」に行ってみよう。
ここはまだあまり知られていないが、修験道時代を語る大事な場所であり、今発掘・整備中だ。
この時期はその作業も中断されている。
誰も来ていないらしく、踏み跡一つない。
この冬の寒の厳しさを物語るように、辺りは氷柱が見事だ。
氷柱という字は氷の柱と書くが、なるほどまさしくだなぁ。
このような場所で、山伏たちは行を重ねていたのかと、感動やら恐れ入るやら。
このような造形は、なかなか見られるものではない!
しばし興奮するが、ここに留まれば時間が止まったようで、きりがないと自分に言い聞かせて
歩くことにする。
今年の雪は、湿り気が多く重たかったが、登山道沿いの杉がその重みでことごとく倒れて
しまっている。
この被害は大変なものではないだろうか。
天候による被害というのは、どうしようもないもので、成す術もなしか。
などと考えて歩いていたら、顔見知りの登山者に会う。
英彦山が大雪と聞いて、喜んで来たというがみんな好きなんだなぁ。
久しぶりに会ったので、立ち話が長くなってしまう。
その話もそれぞれが行ったあの山・この山自慢話、イエイエ情報交換だ。
一行と別れて杉林の中を歩き、磨崖仏入口まで来たが、今日はここで引き返すことにする。
本当は鬼杉まで行くつもりだったが、先ほどの氷柱群を見たので、すっかり満足して
しまっているのだ。
こういう気ままができるのも、地元の気安さだろう。
つれづれに一句
修験者の 昔を今に 大氷柱 yamahiko
登山出来る日が不確定で、その日に山行を決めないといけない為、しゃくなげ荘の路面状況のライブカメラで確認し、
判断していましたが、上部の路面状況がわからず困っています。
もしお許しをいただけるならば登山道に積雪がある時に
車(チェーンなし)で何処まで行けるかを知りたいので、
情報として書いていただけるとありがたいのですが
そうですよねぇ。
しゃくなげ荘前のライブカメラでは、道路情報として
不完全ですよね。
何lヵ所かが発信していますが、確実なのは「スロープカー・
花駅」のホームページが更新しています。
私たちも参考にしています。
そこのスタッフが、そういうことに長けています。
うちのブログでリンクしていますので、覗いてみてください。
これからもよろしく。
yamahiko
登山3年目の者です。山に登りつついつも山や地名を正しく読みたいと思っています。
智室社の読み方を探してこちらに辿り着きました。読み方を教えていただけますか?