今日は財蔵坊にガイドメンバーが集合して、台所の修繕作業と障子の張替えを
頑張りました。
いつもは土・日曜日に一般公開の見学者の案内をしているが、年間を通じてただ
それだけでは済むものではない。
私達ガイドの会は、囲炉裏で使う薪割りや庭の草刈りもするし、少々の修理・修繕も
やってしまう、このフットワークの軽さも取柄の一つです。
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台所のスノコ床を新しくする為の、材料である竹の準備から。
裏庭に火を起こし、慎重に竹を炙り油抜きをしてこの時に竹の曲がりも矯正するが、
これが中々難しく時間がかかるものです。
そして、皆で息を合わせて一本づつ棕櫚縄で編みこんでゆく。
台所というよりも「厨・くりや」と言いたくなるような、昔ながらの道具やしつらえで
この竹のスノコ床は特に古さを表しているようで、大事に伝えたい物の一つです。
こちらでは、障子の張替えを頑張っている。
まずは古い紙と糊を丁寧に取ることから始めて、というところ。
昔の暮らしは、手間暇が掛かっていたんだなとつくづく思う。
途中は囲炉裏を囲み休憩も交えての一日はたちまち時間が過ぎ、それでも
連休初日ということもあり、見学者の案内も怠りなくできました。
皆さん、お疲れさまでした。
★ つれづれに一句
火を継いで 言葉を継いで 囲炉裏端 yamahiko
・ひをついで ことばをついで いろりばた