2022年10月26日

ススキ日和り、鷹巣原高原へ

10月26日(水)

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鷹巣原高原のススキが、見頃になっています。

朝から正真正銘の秋晴れになり風に日差しに輝くススキの波は、正に「ススキ日和り」と
云うに相応しい。


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★ つれづれに一句

  秋風の 日差しの波を 楽しめり   yamahiko
     ・あきかぜの ひざしのなみを たのしめり


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紅葉も、少しづつ始まっている。








posted by yamahiko at 13:55| 歳時記

2022年10月24日

ジンジソウ

10月24日(月)

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山中の少し湿り気がある岩場などに、ジンジソウ(人字草)が咲く頃だ。

ユキノシタ科で、そういえば春に咲くユキノシタの花にそっくりだ。
花の形が「人」の字に似ていることが、「人字草」の名の由来だというが、先人たちの
発想の豊かさにはつくづく感服するしかない。


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この花が咲き始めると、英彦山の秋も本番になり紅葉シーズンの到来だ。

★ つれづれに一句

  咲き競ふ 花の数多に 秋深む    yamahiko
    ・さききそう はなのあまたに あきふかむ




  
posted by yamahiko at 20:33| 植物・秋

2022年10月23日

英彦山青年の家へ、出前講座

10月23日(日)

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今日はガイドメンバー5名で英彦山青年の家へお邪魔して、「英彦山がらがら」絵付け体験の
出前講座を頑張りました。

集まった小学生を前にして、まずは英彦山の歴史を分かり易く説明をし、「英彦山がらがら」の
そもそもの由来をお話しします。

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「英彦山がらがら」は「日本最古の土鈴」と言われ、その始まりは約800年前に遡ります。
日照りがに続いたとき、時の天皇である文武天皇が降水を願って英彦山に使者を送り、
鈴を奉納したのがその由来と伝えられています。

今は英彦山周辺の地域に根付いたお守りとして、また英彦山の参拝者のお土産として
親しまれている。
家の魔除けとして、玄関に掲げてあるのを見掛けたりもする。

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これを手に取り振ってみるとガラガラと素朴な音色がして、手作りなのでそれぞれ
音色が違うところも愛嬌の一つだ。
赤が「太陽」、青が「水」という意味があり、五穀豊穣への祈りが込められている。

さぁ、みんな手先に集中して上手に出来ただろうか。
故郷に伝わる「英彦山がらがら」、これからもみんなで伝えて欲しいなと思う。

お疲れさまでした。

★ つれづれに一句

  守り継ぎ 伝えたき事 秋高し   yamahiko
    ・まもりつぎ つたえたきこと あきたかし

  〜〜〜 撮影・ブログ掲載の許可を頂いています。〜〜〜










posted by yamahiko at 15:05| ガイド

2022年10月19日

西日本新聞・英彦山花ごよみ、サラシナショウマ

10月19日(水)

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西日本新聞の「英彦山花ごよみ」、10月の花はサラシナショウマを紹介しています。

以前は杉林や登山道脇などに群生していたが、この10年ほどで鹿の食害により
すっかり見ることがなくなってしまった。
なのでこれは、財蔵坊の庭に保護のため植栽してあるものです。

2・3株を植えたのが今ではすっかり根付き、更にその範囲を広げているようで、
大切に見守りたい秋の花、サラシナショウマです。

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先日はNHKテレビからも取材が入り、放映して戴きました。
有難うございました。

★ つれづれに一句

  陽に風に 煌めきありて 里の秋    yamahiko
    ・ひにかぜに きらめきありて さとのあき






posted by yamahiko at 14:56| メディア

2022年10月18日

マユミの実

10月18日(火)

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山に木の実が色づく頃になると、真っ先に薄紅色が増してくるのがマユミだ。
夕映えの中で見る、マユミの実。

その枝が強靭でよくしなり「弓」の材料としても重宝されたので、この名が付いたと
云われているが、なんと云ってもその実の鮮やかな色に心惹かれる。

これから更に季節が進むとパチンと弾けて、小鳥たちが喜んで集まってくるだろう。


★ つれづれに一句

  夕映えに 木の実の色の 溢れしむ   yamahiko
     ・ゆうばえに このみのいろの あふれしむ




posted by yamahiko at 21:30| 植物・秋