6月12日(日)
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6月の晴れ間というと何かしら、あれやこれやと動き回りたくなるが、先日は以前から
訪ねてみたかった豊後高森の上色見熊野座神社へ行ってみることに。
コロナも沈静化しつつあるので足を延ばしてみよう、という訳です。
参道周辺の木立は昼なお暗く、この雰囲気がパワースポットとして人気を集めて
いるようで、なるほど思わずシャッターを押したくなる。
百基の灯篭が、整然と立ち並んでいる。

★ つれづれに一句
神域の 奥へ奥へと 新樹光 yamahiko
・しんいきの おくへおくへと しんじゅこう

英彦山神宮の石段に慣れているので、何の苦もなく本殿に到着しました。
伊邪那岐命、伊邪那美命、石君大将軍が祀られ、辺りは清掃も行き届き里人に
手厚く護られているのがよく分かる。


神殿後方の穿戸岩(うげといわ)は、鬼八法師が蹴破ったといわれる縦横10メートル以上は
あろうかという大風穴だ。
巨大な岩山を大きな風穴が貫いていることから、どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴
として『合格・必勝』のご利益があるという。
英彦山の「窟」にも通じる空気感があり、神域にはやはり何か眼には見えない魑魅魍魎が
あるのかも知れないな。
お参りさせていただきました、有難うございました。
そして、再建された阿蘇大橋を渡りました。

2016年(平成28年)4月14日、熊本大地震で崩落した阿蘇大橋。
あの日私たちは熊本の平家山登山口を目指してこの橋を渡り、その夜にテントの中で
大地震の揺れに遭うことになったのです。
見事に再建された大橋を渡り、あれからの歳月を思う時間でもありました。
posted by yamahiko at 15:52|
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