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銅鳥居近くや参道付近の、モクセイが今年も咲き始めている。
オレンジ色のお馴染みのキンモクセイに先駆けて咲き始める、「ウスギモクセイ」だ。
これは広く庭など植えられているモクセイ類の原種とも云える品種で、
毎年この時期になると、この香りが辺りに漂い始めて咲き始めている事に気付く。

その名の通り薄黄色い小花のかたまりで、英彦山の里でその香りを放ち秋を告げる。
江戸時代中期に植えられたと伝わり以来樹齢を重ね、どれも見上げるほどの古木であり、
その昔山伏も愛でたウスギモクセイの香りです。
そしてその当時に、香りのするモクセイを屋敷内に植えた山伏達の風流心に思いを
深くするのです。
そして今日は、FBSテレビでも放映して戴きました。
有り難うございました。
★ つれづれに一句
木犀の 香りの中に 棲まひけり yamahiko
・もくせいの かおりのなかに すまいけり