2021年08月30日

津野集落より

8月30日(月)

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雄大な空の下、津野集落から遥かに仰ぐ英彦山。

一夏が終わろうとしているこの時期、順調に稲も色付き初めていて実りの秋を
迎えるのももうじきです。
英彦山からの豊かな水が、大地を潤し作物を育んでいる事を実感する季節でも
あります。


★ つれづれに一句

  豊の秋 近き母なる 大地かな    yamahiko
    ・とよのあき ちかきははなる だいちかな






posted by yamahiko at 15:16| 英彦山遠望スポット

2021年08月27日

秋風に

8月27日(金)

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日中は暑さが襲ってくるが、夕方ともなると俄かに風も秋めいて心地良い。
久しぶりに花見ヶ岩へ行ってみた。

雲が厚く期待したほどの夕焼け空にはならなかったが、何よりも夕なぎの蒸し暑さも
収まり、静かな時間を楽しめた。


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集落を見下ろすと、この雲の変幻に見惚れてしまったり。
旧英彦山小学校の校舎が、白く見えていますね。


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先客がいて熱心に撮っていたが 、首尾良く仕上がっただろうか。


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やはり花見ヶ岩は、いつ来ても空撮りの絶景スポットだな。

★ つれづれに一句

  秋風に 空の変幻 見て飽かず    yamahiko
   ・あきかぜに そらのへんげん みてあかず



posted by yamahiko at 22:25| 今日の空

2021年08月26日

雨後は

8月26日(木)

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これで、雨は上がるのだろうか。
予報では明日から猛暑が襲ってくるらしいが、いやこれは残暑と云うべきか。

降り続くこの季節の雨を「秋霖」とも云うが、それとも違う激しい降り方と、時折の
雷鳴なども加わり、やはり今年の夏は例年とは全く別物だったな、と思う。

英彦山の朝夕はすっかり秋めいてきたとはいえ、まだまだ夏の名残りに思いを
深くしよう。

★ つれづれに一句

  雨後の 花の雫も 晩夏光   yamahiko
    ・あめあとの はなのしずくも ばんかこう


posted by yamahiko at 15:20| 日々のあれこれ

2021年08月23日

西日本新聞「英彦山花ごよみ」・クズの花

8月23日(月)

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西日本新聞の「英彦山花ごよみ」、8月はクズの花です。
秋の七草の一種としても、古来から愛でられてきた花で真っ先に英彦山周辺の
野山で季節の巡りを教えてくれる。

今年の夏は大雨のうちに、いつの間にか通り過ぎて行ったような。
気が付けば朝夕は凌ぎやすい風となり、草叢からは虫の音が聞こえてくるように
なっていて、月日の流れは早いものだと思います。


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秋の到来を告げる、クズの花です。

★ つれづれに一句

  咲き初めし 花にも秋の 訪れを   yamahiko
    ・さきそめし はなにもあきの おとずれを





posted by yamahiko at 08:44| メディア

2021年08月04日

息災を願い、茅の輪潜り

   8月4日(水)

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梅雨明けからバタバタと7月は終わり、猛暑の8月へと季節は進んでいる。

猛暑へと進む中で英彦山神宮の夏越祭も執り行われ、「茅の輪」が掛けられている。
暑い夏を乗り切り、残る半年の無病息災を祈願し、茅の輪を潜るのだ。

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年中行事の一つであり、しつらえられた茅の輪を潜るのは、新鮮な気持ちになるものです。
ちょうど1年の真ん中に行われる「夏越の祓」で半年間の穢れを落とし、新たな気持ちで
残り半年の運気を強めるというもので、日本各地の神社でも行われている。

そして茅の輪をくぐり罪穢(つみけがれ)を祓い、来るべく暑い夏を無事に越せますように
という神事であります。

★ つれづれに一句

  健やかな 歩みで潜る 茅の輪かな   yamahiko
   ・すこやかな あゆみでくぐる ちのわかな


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夏越祭で戴いた、小さな茅の輪。
家内の高い所に掲げ、毎日の息災を願います。



posted by yamahiko at 20:10| 歳時記