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連日の猛暑続きもチョット中休みするようで、明日からの天候は不安定になりそう。
「梅雨明十日」と云うにはいきなりの暑さだったが、それも終わり季節は次の
ステップへ進むという事だろうか。
ならば今の内に山へ登ろう、という訳で昨日は中岳へ早朝登山しました。
日中の暑さを避け6時には我が家を出発、やはり朝の山の空気はヒンヤリと涼しく、
快適だなと思っていたら、行者堂付近まで来るとちょうど陽が当たりはじめて、もう
汗まみれになる。
振り向けば添田町から、遥かに香春岳まで見渡せる。
下界はもう暑いんだろうな、などなど思いながら進もう。
山頂の上宮が、緑深い中に見えて来た。
中岳休憩所には誰もいないだろうと思っていたら、早朝登山で登って来る人が
ポツリポツリと、やはり皆同じことを考えるようだ。
心地よい山風に、たちまち汗は引いてゆく。
★ つれづれに一句
山頂を 極めし汗で ありにけり yamahiko
・さんちょうを きわめしあせで ありにけり
北西尾根からの遠望、遠嶺はかすかに朝霞みだな。
行者堂には、修行者が参拝の証しとして「碑伝・ひで」が奉納されていた。
英彦山は連綿として修験の山の息遣いがあり、人々の崇拝を集めている。

咲いている野草などを見ながら、下山完了。
参道付近まで下りてくると、たちまち蝉時雨に包まれて現実に戻されたみたい。
それでも汗をかき切って、気持ちの良い山行でした。
お疲れ様でした。