2020年12月07日

小鳥来て

12月7日(月)

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庭のマユミの樹に、鳥たちがやってくる季節になってきた。
充分に熟れてその食べごろをちゃんと分かっているようで、このところ日毎にその
数も増えているようだ。

ジョウビタキやコゲラ、ヒヨドリなどが来ているがメジロが日に何度もやって来ては
周囲をうかがっている。


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まだ警戒心が強いようで、茂みの奥で枝移りしながら笹鳴きを繰り返している。
こちらがそれに気付き、耳を澄ます時サッと飛んで行ってしまうが、もうじきゆっくりと
赤い実をついばむ姿を見せてくれるだろう。

★ つれづれに一句

  耳澄ます 時笹鳴きの 途切れたる   yamahiko
   ・みみすます ときささなきの とぎれたる


  

posted by yamahiko at 13:48| 日々のあれこれ

2020年12月05日

増了坊の大掃除へ

12月5日(土)

12月というのは何となく気忙しく、今年最後の○○・・というのが増えてきて、それが
一層日毎に追われているような気分になる。

今日は参道筋にある「増了坊」の大掃除へ。
これは、「英彦山門前町同好会」が主催であり、私たちガイドの会はそれに賛同しての
手伝いで、こういう作業は少しでも人手が多い方がはかどるものです。

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増了坊は修験道時代には、亀石坊・政所坊と並ぶ英彦山の「三大坊」と称された大坊であり
約300年英彦山を援助した鍋島藩の宿坊でもあった。
その石垣も見どころで、自然石の石積みに「太閤石」を配し、門口には一本の「立て石」を
使い美観を整え風格をもたせている。

歳月を経て空き家になって久しいが、時々の手入れを欠かさないようにしている。
今日は今年最後の掃除で、主に庭先と参道の落ち葉掃きとその片付けを丁寧に、これで
年の瀬へ向かい綺麗サッパリです。

皆さんお疲れ様でした。

★ つれづれに一句

  掃き寄せし ものに冬陽の 濃かりけり   yamahiko
    ・はきよせし ものにふゆびの こかりけり





  

  

  


posted by yamahiko at 22:02| ガイド

2020年12月03日

昔を今に、庚申塔

12月3日(木)

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英彦山を歩くと色々な石仏、石塔を見事があり思わず足を止める事があるが、その
中でも、「庚申塔・こうしんとう」と言われる石塔が一番種類が多いと云う。

これは本来は三匹の猿が一緒に彫られたものや、コワイ顔をした像であったりするが、
英彦山のそれは石塔にただ「庚申」と彫られている。

庚申信仰。
中国の道教では、人間の体の中には「サンシの虫」という虫が住んでいて、60日に1度
巡って来る庚申の日に眠ると、体内から虫が抜け出て、その人が犯した悪事を天帝に報告
すると云われている。
なのでその日は寝ないで起きていようという事になり、各地で「庚申講」などを組み夜通し
呑み語らい、その日を無事にやり過ごしたそうな。


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江戸時代には全国的に広まったという庚申信仰、英彦山でも盛んに庚申塔が建てられた。
そして近年まで、年中行事として集落毎に庚申講が行われていたと云う。

この山深い里のこと、人々は集い一晩中眠らずに酒を酌み合い、語り合うこの行事を
楽しみにしただろうし、更に集落の絆を深めていたのかも知れない。

その昔を今に伝える、英彦山の庚申塔です。

★ つれづれに一句

  長き夜を 問わず語りの 集ひかな   yamahiko
   ・ながきよを とわずがたりの つどいかな


posted by yamahiko at 20:11| 史跡ご案内

2020年12月02日

枯れ尾花

12月2日(水)

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もうじき日が暮れるという頃、山風に揺れるばかりのカレオバナ。

秋の盛りの頃はススキ、冬になり穂も開ききってしまいただ飄々と風に揺れる姿は
カレオバナと云われ、この季節の季語にもなっている。

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残照に照り輝くその様も中々好いもので、初冬の好きな景色です。

★ つれづれに一句

  夕日いま 落ちなむとして 枯れ尾花   yamahiko
    ・ゆうひいま おちなんとして かれおばな





posted by yamahiko at 21:09| 植物・冬

2020年12月01日

初霜の朝

  12月1日(火)

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今日から12月。
いよいよ本当の冬がやって来ると思っていたら、今朝は初霜となりやはり、
暦通りに季節は巡っているんですね。

気温は0℃、いきなりの寒さの中家の周囲をグルリと歩いてきました。


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霜のキラキラ、ただ寒いだけの冬は嫌だけどもこんな楽しみがある。
英彦山の、冬の始まりだ。

★ つれづれに一句

  初霜の 朝となりたる 静かさに   yamahiko
    ・はつしもの あさとなりたる しずかさに

posted by yamahiko at 09:09| 歳時記