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3月もこの頃になると、ゲンカイツツジの咲き具合が気になって来る。
サクラも咲き始めたとニュースになったり、春を待っていたように色々の芽吹きや
開花が次々に始まる。
南岳コースの、「玉屋見口」まで行ってみよう。
杉林を抜けて。
智室谷の坊舎跡の石垣を見ながら、緩やかに登ってゆく。
この辺りはいつ来ても静寂そのもので、今日は天気が良く野鳥の甲高い
囀りだけが木立の間から響いてくる。
やがて分岐点に到着、そこから登山道を逸れて小道を進む。
この岩場の小道は登山道でもなければ、生活道でもない、その昔山伏達が
行場から行場へと行き交った、いわば「山伏道」と言える。
智室谷、玉屋谷、四王寺谷など、そして上宮へ通じてもいる。
そしてゲンカイツツジはというと、まだ蕾でした。
もう少しで、咲き始めそうだ。
もう一か所、行くことにしよう。
障子ヶ岳と白岳が眼前に迫る、岩稜です。
ここはまだ蕾も多いながら、濃いピンクの花を咲かせていました。
風がありそれをやり過ごしながら、どうにか撮れて好かった。
この谷はタムシバも白い花を咲かせるが、それはまだまだのようでしたね。
ゲンカイツツジ巡りの、山歩きでした。
お疲れさまでした。