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今日は土中の虫たちも冬籠りから目覚めて、活発に動き始めそれが春の到来を告げると
云われる「啓蟄・けいちつ」です。
そういえば、もうコジュケイの鳴き声も聞いたし虫も鳥も元気になる頃だ。
それでも今日は寒かった。
朝は氷点下の冷え込みになるし、終日冷たい風が止むことはなかったが一っ走り中岳まで、
週末の天候の崩れを思うと登れるうちに登らねば。

山頂は更に風が強く、気温は氷点下3℃。
休憩所には誰もいない、というかもう下山する人が多く、皆早朝の冷え込みで霧氷を期待して
登ってきたようで、今日はその条件ではなかったようですね。
北西尾根の方へ行ってみよう。
奥に北岳、それにしても雲の流れが速く晴れたり曇ったりが目まぐるしい。
遥かになだらかに見える山は、添田町と赤村にまたがる「特牛岳・こっといだけ」。
この山もかつての英彦山山伏の修行場で、山頂にはそれを窺わせる祠がある。
行者堂の手水鉢に張っていた氷も解け始めて、日差しの中を下山開始だ。
お疲れさまでした。