2018年06月20日

降る雨に・苔

6月20日(水)

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このところ世間では、ちょっとした苔ブームらしい。
その神秘に魅せられた、「苔ガール」と云われる女性たちも登場しているそうな。

ブームにならずともつねづね英彦山は、「苔鑑賞特区」ではないかと思ってきた。

森の暗い林床や不動の岩などに広がる、樹齢をかさねた大木についた苔は美しく清々しい、山路や
谷間の湿地にはえる苔の姿は、ひっそりと地味ではあるが味わい深い。
坊跡の石垣の苔は歴史を刻み、先人の暮らしを偲ばせ旅人はしばし佇むみ、うす暗いまでの緑の中に
社殿まで続く苔むした参道を登るときに感じるあたりを包む静寂感。

英彦山の苔のある風景にはさまざまな味わいがあり、どこか私達の心の片隅にあるわび・さびの心を
呼び覚ましてくれるような気がする。

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財蔵坊の庭。
落ち葉掃きも草むしりも苔をいためないようにと気遣っているので、緑濃くそのフワフワ感も
増していて、飛び石ともちょうど好い感じに合ってきたようです。
雨上がりを、是非見て欲しいな。

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祠を見上げると、そこにも緑濃い苔。

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苔むした石垣に、アジサイ。

英彦山はどこに眼をやっても、苔の美しさに満ちている。

★ つれづれに一句

  こよなきは 雨の暗きに 苔の花   yamahiko
    ・こよなきは あめのくらきに こけのはな
posted by yamahiko at 00:00| 植物・夏