2017年07月11日

蜩の鳴く夕べ

7月11日(火)

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このところ雲が分厚いので、夕焼けを見ていないような気がします。
それでも遠くから聞こえてくるヒグラシの声で、夕方を感じることが出来る。

朝夕にヒグラシの鳴き声が、聞こえる頃になってきました。
昼に鳴きしきるセミとは違って、カナカナ・・・と云うその声は、どこか軽やかでもの寂しげでも
あり、雲の流れを見上げると涼し気でもある。

英彦山の人達は、ヒグラシが鳴き始めると梅雨明けが近いと云う。
確かに辺りはその気配になり始め、いきなり真夏に突入という事になり、ピタリと当たる
民間予報(?)に驚かされるのです。

山深く棲んできた英彦山の里では、自然が暦替わりになっている言伝えが色々あるようで
シャガの花が咲き始めるとマムシに注意しなければいけない、山菜採りはサクラに始まり
フジで終わる、などとても分かりやすく覚えやすい。

どんな小さな自然の変化も見逃さない、山人たちの知恵が伝えられているのだろう。

ヒグラシの声に梅雨は終わる、さて今年はどうだろうか。

★ つれづれに一句

  蜩に 明け蜩に 暮るる里   yamahiko
    ・ひぐらしに あけひぐらしに くるるさと
posted by yamahiko at 20:17| 今日の空

2017年07月10日

北岳〜中岳〜正面コース、大雨後の巡視へ

 7月10日(月)

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色んな用事やら、いつ降り出すかもわからない天候を気にしていたら、いつまでも山に登れない。
この度の大雨で登山道の状態が心配でならず、何もかも打っちゃって(!)、北岳から中岳、そして
正面コースの巡視に行ってきました。

ザックリ云うと、新たな崩落や土砂の流出もなくどうにか無事の状況でした。

高住神社は境内の片付けも終わり、何事もなかったかのように(おそらく当日は、大変な事だった
ろうが・・)、いつもの静けさに包まれている。

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駐車場は流れ込んだ土砂の片付けがされていて、それも一段落のようだ。

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登り始めの石段は、山水がまだ治まっておらず足の踏み場を探しながらになり、苔で滑りやすいが
望雲台分岐近くなると、それも終わり普段通りの登りになる。

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溶岩壁から鎖場までのガレ場は、大きな崩れもなく通れた。
オオヤマレンゲの囲いなどは、土砂に押し流されているのではないかと心配していたが、まったく
それはなく、それでもゴロゴロの浮き石が増えているようで、慎重に進む。

いつものように、鎖場を通過する。
稜線に出ると、強風と濃い霧で様相は一変したがジリジリした暑さを思うとこれくらいが好い。

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誰にも逢わないし、こうなったらこの幻想の世界を堪能しよう。
まったく遠望が効かないので、本日の「上宮百景」はありません。

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唯一チラリと樹間から見えた、油木ダムと香春岳方面。
油木ダムはさぞかし満々と水を湛えているんだろうな、湖面が鈍く光っている。

中岳休憩所には誰もいない、いよいよ雲行きがあぶなくなってきたようなので、バイオトイレの
確認して、早々に下山開始だ。
北西尾根も気がかりだが、今日はルート巡視なので正面を下ることにする。

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正面コースは行者堂を少し下った所が近くが大きく崩れていたが、そこは横をに通り抜けられるので、
他は新たな崩れなどはなく、いつものように下山できました。
それでも、いつものように鎖場には注意です。

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下宮に到着した頃に、雨がポツリ・ポツリと、急ぎ参道を下り我が家に到着完了。

咲いていた花たち

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白でも赤とはこれ如何に、アカショウマ。

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これで最後かな、オオヤマレンゲ。

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この一本だけが咲いていた、タマガワホトトギス。

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雨粒キラリンの、ウンゼンマンネングサ。

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クモキリソウ、ミズタビラコ、バイカツツジの落花、タマガワホトトギス、オトギリソウ。

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風に揺れて撮り辛かったな、ツクシガシワ。

まだ南岳コースがある、それは後日です。
お疲れさまでした。


・ 福岡県道路情報
http://www.douro.pref.fukuoka.lg.jp/

・スロープカー運休のお知らせ
http://www.hikosan-slopecar.info/
posted by yamahiko at 21:13| 山行記録

2017年07月09日

せせらぐ音

7月9日(日)

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★ つれづれに一句

  石くれに せせらぐ音を させて夏   yamahiko
   ・いしくれに せせらぐおとを させてなつ

山水の一瞬の煌めき、小気味よいせせらぎの音。

まだまだあやしい空模様だけども、僅かに日が射しこむとき、あぁもうじき梅雨が明けるのかと思う。
今年ほど、梅雨明が待たれることがあっただろうか。
posted by yamahiko at 19:22| 日々のあれこれ

2017年07月08日

梅雨湿り

7月8日(土)

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山水の勢いは、少しづつ治まって来たようです。

それでも今朝から雨は降ったり止んだりを繰り返し、止み間には急に日が射しこんだりと、
空模様は安定していません。
梅雨末期の英彦山は、山から里からこれ以上はないというほどの湿度になるものですが、今年は
それがひときわ強く、不快指数は極まりない日和です。

朝方、財蔵坊へ行き少しでも風を通すつもりだったのですが、外気の湿りが入りそうで、今日と
明日は閉館としました。

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土曜日だというのに、静かこの上ない英彦山です。

★ つれづれに一句

  奉る 幣の白きも 梅雨湿り   yamahiko
    ・たてまつる ぬさのしろきも つゆじめり
posted by yamahiko at 13:23| 日々のあれこれ

2017年07月07日

止まない雨に

7月7日(金)

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こういう災害の後は、あまり動かない方が好いという事は分かっているのですが、今日ばかりは
どうしてもと云う用事があったので、添田町の方へ下りました。

大雨以来のことで、被災した地域を何か所か通りましたが、土砂などの瓦礫の片付けに追われている
場面には気の毒でカメラを向ける気持ちにはなりません。

彦山駅前の東峰村の分岐地点は、大方処理も済みつつあるようです。
この辺りは5年前の九州北部豪雨でも、川が溢れ流木などが散乱して国道を塞いだ所です。

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道の駅「勧遊舎」前の、彦山川です。
流れは少しづつ治まっていますが、上流からの流木や草がなぎ倒されていて、当時のうねる様な
水流とその勢いが想像されます。

一日も早い復旧を、願わずにはいられません。
それにしても降り続ける雨、いつになったら晴々となるのだろうか。

★ つれづれに一句

  奪ひ去る もの数多や 梅雨荒るる   yamahiko
    ・うばいさる ものあまたや つゆあるる
posted by yamahiko at 15:27| 日々のあれこれ